災害時の備蓄にパスタがいい理由は次の通り。
- 主食になる
- 賞味期限が長い
- コスパが良い
- 水に漬けておくと調理時間が短縮できる
- 備蓄におすすめは細めのパスタ
パスタは長期保存ができるので非常食として活躍しますよ。
ゆで時間が長いところがデメリットではありますが、水漬けにすることでゆで時間は短縮可能。
何キロあればいいのかや、コスパがいい業務スーパーのパスタについて紹介します。
目次
災害時の備蓄にパスタがいい理由を詳しく紹介
ではさっそく、まずは備蓄にパスタがいいと言われる理由について、以下の5点に沿って紹介します。
- 主食になる
- 賞味期限が長い
- コスパが良い
- 水に漬けてふやかすと調理時間が短縮できる
主食になる
まずパスタは、穀類なので主食になります。
腹持ちもいいので、災害時に役に立ちます^^
賞味期限が長い
パスタはほかの主食に比べて賞味期限が長いので、備蓄向きでもありますね。
大家族なら1度の消費が多量になるので、多めに買って保存しても賞味期限が切れる不安はありませんよ。
コスパが良い
パスタはほかの主食に比べて比較的安く手に入ります。
さらに、大容量のものを購入したり、まとめ買いで安く購入することもできます。
ネットで購入するとポイントが付いたり、玄関まで届けてくれるメリットもありますよ^^
水に漬けてふやかすと調理時間が短縮できる
パスタは水からゆでると時間がかかるため、電気やガスを消費しがちです。
しかしゆでる前に水に漬けておくことで麺がふやけ、調理時間が大幅に短縮できますよ。
しかも水でふやけることで食感がもっちりとして生パスタのような食べ応えになります。
水漬けのやり方と調理方法、注意点
- パスタが入る容器を準備する
(パスタは折ってもOK) - 容器にパスタと水を入れる
水の量の目安は、パスタの3~4倍 - ラップをして冷蔵庫に入れる
- パスタのゆで時間の10倍の時間、冷蔵庫で寝かせる
(ゆで時間6分なら60分以上寝かせる) - 調理するときにザルに移し、水分を切る
- パスタがかぶるくらいの熱湯でゆでて、ソースとからめたら完成
パスタは一定量水を吸えばそれ以上吸わなくなるので、冷蔵庫で1日放置しても大丈夫ですよ。
パスタが白くなっていれば水分を吸っている証拠です。
写真は水漬けパスタをゆでたもの。
パスタの太さによって加熱調理時間は異なりますが、火が入ると白くなっていたパスタが透き通ってくるので目安にしてくださいね。
パスタが細すぎるとぶよぶよになってしまうので、気を付けてください。
災害時の備蓄は具体的に何キロあればいい?
では具体的に、パスタの備蓄は何キロあればいいか?という話ですが、以下の条件によって変わってきます。
- 家族の人数や年齢
- どれくらいの期間分備蓄したいか
ただ1人当たり1回に100gを消費するので計算してみると…
- 2人家族の場合
1回200g、1日1回食べるとして1か月で6kg
2日に1回だと1か月で3kg - 4人家族の場合
1回400g、1日1回食べるとして1か月で12kg
2日に1回だと1か月で6kg
パスタだけでなく、うどんやごはん(お粥)、カップ麺も備蓄することを考えると、そんなにたくさんは必要ではないですね。
余談ですが我が家は米も備蓄しています。
備蓄というか、精米していないもの30kg×2単位で買っているのですがw
4人家族でだいたい半年分です。
災害時の備蓄:パスタソースの選び方
しかしパスタはソースがないと食べにくいので、続いてソースの選び方を紹介しますね。
パスタソースはレトルトパウチのものと缶詰タイプがあるので、双方比べてみました。
賞味期限が基準の場合は缶詰>レトルト
賞味期限を基準にすると、レトルトより缶詰のほうが断然長いです。
ただし、レトルトは1人前がある一方、缶詰で1人前はなかなかないので、1人暮らしの場合はレトルトを選んだほうがいいですね。
量が基準の場合はレトルト>缶詰
量を基準にすると、缶詰は2人前が標準に対してレトルトは2~3人前が標準です。
開封したものの食べられなかったら備蓄の意味がないので、一度に使う量を考えて準備したいですね。
コスト基準の場合はレトルト>缶詰
コストを基準にする場合は、缶詰よりレトルトのほうが安く手に入りますよ。
レトルトだと、業務スーパーやディスカウントショップで1食80円台~購入することができます。
また、5食〇円などの纏め売りを活用すると、1食60円台~購入することができますよ!
災害時の備蓄でパスタが安く買えるのは業務スーパー
我が家は常に一定量の備蓄はしているのですが。パスタは業務スーパーで購入しています。
その理由は、コスパがいいから。
業務スーパーには様々な形や量のパスタがありますが、コスパがいい大容量シリーズは以下。
- REGGIA…イタリア産
- Besler…トルコ産
- Makalna…
- Barilla…イタリア産
※店舗によっては取り扱いがないものもあります。
たくさん買っても消費しきれないと意味がないので、保存食というより以下のローリングストックという方法での備蓄がおすすめですよ。
- 期限の近いものを食べる
- 消費したらストックとして備蓄を買い足す
この方法だと、賞味期限を気にしなくてもいいですし万が一でも安心です。
最近では物価高騰もありますが、家計を守るために様々な方法をとりたいものですね^^